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2016.03.11

インガソール・ランド、米国環境保護庁から気候変動リーダーシップ賞を授与

インガソール・ランドは、第5回気候リーダーシップ会議で、気候リーダーシップ賞の2度目の受賞を果たしました

マイケル・W・ラマー会長兼最高経営責任者(CEO)

ノースカロライナ州デイビッドソン、2016年3月11日 – 快適で持続可能かつ効率的な環境を創出する世界的リーダーであるインガソール・ランド (NYSE:IR) は、気候変動への対策および温室効果ガス排出量 (GHG) の削減で模範的なリーダーシップを発揮したことが認められ、昨日、米国環境保護庁 (EPA) などの気候に関する著名な組織から表彰を受けました。

ワシントン州シアトルで開催された気候リーダーシップ会議において、インガソール・ランドは、EPAならびに気候エネルギーソリューションセンター (C2ES)、気候レジストリ (TCR) から、組織として、気候リーダーシップ賞を授与されました。この賞は、社内でのGHGの管理や削減で優れた成果を上げ、気候変動に対応するとともに、サプライチェーンや社外の利害関係者による取り組みを指導した組織に贈られます。

マイケル・W・ラマー会長兼最高経営責任者(CEO)

家庭用HVAC担当上級副社長兼社長であり、当社の持続可能性に関する審議会の共同議長を務めるゲイリー・ミッシェル(写真左)は「事業や製品ポートフォリオにおけるGHG排出量を削減するという当社の継続的な取り組みを認めていただき光栄です。当社は、気候に関する公約や事業目標、革新的な製品へのイニシアチブを通して、気候変動に対応し、エネルギー源に対する持続不可能な需要を抑える役割を果たしています」と語りました。

当社が気候リーダーシップ賞を受賞したのは今回で2回目です。2012年、GHG排出量削減に向けた当社の高い目標が認められ、優れたGHG管理に関する目標設定の部門で、EPAから賞を授与されました。

EPA長官を務めるジーナ・マッカーシーは「インガソール・ランドが気候変動につながる有害な炭素汚染を低減するために取り組んだ優れた対策や貢献に注目が集まったことを嬉しく思います。この事は、インガソール・ランドが率先して健康的な環境づくりを目指し、気候変動の課題に対応し得る会社であることを示しています」と語りました。

 

インガソール・ランドの気候に関する公約
インガソール・ランドは、快適で持続可能かつ効率的な環境を創出する世界的リーダーとして、2030年までに当社の製品や事業から排出される温室効果ガスを削減することを目指し、2014年に気候に関する公約を発表しました。インガソール・ランドの気候に関する公約は、以下のとおりです。

  • 2020年までに、製品に使用されている冷媒による温室効果ガス排出量を50%削減し、また2030年までに地球温暖化促進の可能性が低い代替品を当社の製品ポートフォリオ全体に組み入れること。
  • 温室効果ガス排出の長期にわたる低減に資金供給を行うため、今後5年間で製品関連の調査および開発に5億ドルの投資を行うこと。
  • 2020年までに企業オペレーションによる温室効果ガス排出量を35%削減すること。

現在まで、当社の気候に関する公約により、世界中で約200万メートルトンのCO2排出を回避しています。この量は27万世帯を超える家庭の消費エネルギーによる年間CO2排出量や、21億ポンドを超える石炭を燃焼した場合のCO2排出量に相当します。当社は、2030年までに5000万メートルトンのCO2排出量削減を目指します。

 

グローバル発表英文記事は
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