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2015.10.15

インガソール・ランド、ホワイトハウスHFC削減ラウンドテーブルで
気候コミットメント達成状況を報じる

ノースカロライナ州デイビッドソン、2015年10月15日 – 快適、持続可能、効率的な環境創出の世界的リーダーであるインガソール・ランド(NYSE: IR)がホワイトハウスHFC削減ラウンドテーブルにおいて、2030年までに同社製品および事業からの温室効果ガス排出削減を目指した同社の気候コミットメントの進捗を発表しました。
インガソール・ランド気候コミットメントは、以下のとおりです。

  • 2020年までに、製品に使用されている冷媒による温室効果ガス排出量を50%削減し、また2030年までに地球温暖化促進の可能性が低い代替品を当社の製品ポートフォリオ全体に組み入れること。
  • 温室効果ガス排出の長期にわたる低減に資金供給を行うため、今後5年間で製品関連の調査および開発に5億ドルの投資を行うこと。
  • 2020年までに企業オペレーションによる温室効果ガス排出を35%削減すること。

Thermo King®のトレーラー用ユニット、電源内蔵式トラック用ユニット、そして効率が高く、低GWP冷媒の海上コンテナ用製品が2017年までに米国で発売予定であり、米国EPA重要新規代替品政策(SNAP)承認待ちの段階であることをインガソール・ランドは上記のホワイトハウスでのイベントで発表しました。また、低GWP冷媒代替品を伴う同社のTrane®高性能冷却装置が2018年末までに米国で発売予定であり、厳選した新しい冷媒のSNAP承認次第で市販されることも発表されました。これらの製品は、特定の安全、効率、使用冷媒、温室効果ガス排出基準に適合する同社の冷媒使用製品を推奨するインガソール・ランドEcoWiseポートフォリオの一部です。

これは、ハイドロフルオロカーボン(HFC)排出削減を中心としたホワイトハウスの2回目の年次産業リーダーラウンドテーブルです。2014年には、2025年までのCO2e排出7億メートルトン分を削減するHFC関連コミットメントを民間企業22社が実施しました。今回の2015年のラウンドテーブルでは、インガソール・ランドなどの企業が進捗を報告し、新たな取り組みを打ち出す予定です。

「当社の気候コミットメントを実現するうえで、エネルギー資源の持続不可能な世界的需要とその環境への影響に対応するために私たちは従業員、お客様、株主の皆様に対して広範囲の長期的環境コミットメントを行いました」。インガソール・ランドのイノベーション担当上級副社長兼最高技術責任者を務めるポール・カムティ(Paul Camuti)はこのようにコメントしています。「当社ではエネルギー効率および温室効果ガス削減へのアプローチを変え、当社製品の環境負荷削減を順調に進めています。気候変動と資源不足をめぐる世界的問題に対する当社の取り組みにHVAC業界の多くの人々が関わってくれていることは私たちにとって励みです」

初年度において、同社の気候コミットメントはCO2e約150万メートルトンの排出回避につながりました。これは年あたり16億ポンド(約7.26億kg)超の石炭燃焼および200,000世帯超の電気消費からのCO2排出量に相当します。2030年までに、同社は5千万メートルトンのカーボン・フットプリントの削減を見込んでいます。

弊社が気候コミットメントを実行し続けるにつれ、顧客に向けた高性能低GWPソリューションの開発が進み、同社施設および車両のカーボン・フットプリントの測定と削減が継続されるでしょう。これらのソリューションは、市場を満足させ期待を超える効率、信頼性、持続可能性に富んだイノベーションというインガソール・ランドの財産と調和し続けます。

インガソール・ランド気候コミットメントについて詳しくは、当社のウェブサイトをご覧ください。

 

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